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ワイズテーブル様 – 高級店とカジュアル店の2本戦略

5月26日(木)に六本木ヒルズ内アカデミーヒルズで行われた、株式会社ワイズテーブルコーポレーション様の株主総会に出席してきました。

ワイズテーブル様は「XEX」ブランドの高級レストランや「PIZZA SALVATORE CUOMO」などのカジュアルレストランを運営されている会社です。

2016年2月期は増収増益で、売上高は150億円、当期純利益は1億円です。
外食産業全体が厳しい環境にある中で、高級レストラン事業よりもカジュアルレストラン事業が好調であるようです。

上場企業は「セグメント情報」という、事業種類別の情報を開示します。複数の事業を行っている会社は、それぞれの事業ごとの売上高や利益を開示します。

他の外食の上場企業では、事業が1つしかないため、セグメント情報を開示していない会社もあります。ワイズテーブル様もレストラン運営という1事業だけをされていますが、レストラン展開を2つのグループに分け、
・高級レストラン「XEX」をはじめとする「XEXグループ」
・「PIZZA SALVATORE CUOMO」をはじめとするカジュアルレストランの展開を行う「カジュアルレストラングループ」
ごとに、売上高や利益を開示しています。

株主に送られてくる株主総会招集通知にはこの情報は含まれていませんが、会社のホームページでも開示される「決算短信」の中に、このセグメント情報を見ることができます。

ワイズテーブル様の2016年2月期のセグメント情報を見ると、XEXグループの営業利益が6,238万円であるのに対し、カジュアルレストラングループの営業利益は12億円となっていて、利益の多くをカジュアルレストラングループが獲得していることが分かります。

企業にとって、今現在の利益がもちろん大事ですが、将来の利益も大事なものですので、ワイズテーブル様が今後、高級路線とカジュアル路線をどのように組み合わせて会社の事業を発展させていかれるのか、注目していきたいと思いました。

数字の面以外でも、今回の株主総会からは、お客様ひとりひとりを大切にし、満足度の高いサービスを提供することの重要さについても、改めて学ぶことができました。
出席されていた株主様のお話で、印象に残ったお話がいくつかあります。

「久しぶりにお店に行ったら、スタッフが名前を覚えていて声をかけてくれた」
「とても気に入った料理があって、シェフにそのことを伝えたら、手書きでレシピを教えてくれた」

外食産業の厳しい競争の中、企業が収益力を高めていくためには、店舗の改装や新規出店などの経営努力ももちろん必要ですが、スタッフ1人1人がお客様に与える満足も、とても大切なものであると、改めて思いました。

私たち会計事務所は美味しい料理は作れませんが、会計や税務の豊富な知識をお客様に提供する専門家として、お客様に満足していただけるよう、お客様が期待されている以上の価値をご提供できるよう、これからも仕事にのぞんでいきたいと思いました。


最近は株主総会でおみやげを配布されない会社様も増えてきましたが、ワイズテーブル様が運営されているカフェPaul Bassettの、お菓子とコーヒーの詰め合わせをいただきました。


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